Whereabouts; by G.D.M.T.

2015
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グッド・バイ  -ふたたびの冬の日に-


一樹が、この家からいなくなるのが、どうしても納得いかなくてさ、
納骨する前に、ひとつだけ、一樹の骨をもらったの。

あたしの気持ちは、一生変わらない、って思ってた。
変わるときは、一樹を裏切るときだって。

でも、いまは、違うのかなあって思ってる。

〈手放す〉っていうのはさ、裏切ることじゃないよ。

〈生きるほうを選ぶ〉って、ことだよ。


「 夢でもし逢えたら 素敵なことね
  あなたに逢えるまで 眠りつづけたい 」


たとえば、あの星から地球を見ると、
いろんなひとの傷が、開いたり、閉じたりするのがみえるのかな。

それぞれのリズムで、息をするみたいに、
閉じたり、開いたりしていて。


ねえ、一樹には、どんなふうにみえているの?( 木皿泉「 昨夜のカレー、明日のパン 」第4話より )



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Pilgrim



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たったひとつのビイ玉でさえも














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それが 失われたとき














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胸には 大きな穴があいている














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ああ














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忘れた頃になって














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ビイ玉は出てくる














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ほこりのたまった 戸棚の裏から














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出てくるものは














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それは














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ひとつのビイ玉にすぎぬ














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涙ぐんで














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ときには 涙ぐみもしないで














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胸にあいた 大きな穴をふさぐには














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あまりにも ありふれた














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あまりにも 変わりのない














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ひとつのビイ玉を














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掌にのせて














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青く暮れゆく 並木の下で














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どぶ臭い 敷石の上で














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ぼんやり立っていたことが














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あったか なかったか ( 黒田三郎『 時代の囚人 』より )




【今日の一曲】

クノシンジ『 光と影 』
http://www.youtube.com/watch?v=e2JMkGniKuM





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